イタリアローマでスリ被害。パスポート再発行までの道のり ②(スリ発生時の状況編)

イタリア

スリ被害に遭ってしまったのは、間違いなく私自身の油断が原因です。

ヨーロッパ旅行も10日目に差し掛かった頃、それまで一度も怖い思いをすることなく旅を楽しめていた私は

「心配してたけど全然大丈夫やん。みんな親切だし余裕余裕♡すっかりヨーロッパに馴染んできちゃったな~(^ω^)」

とすっかり油断しきっていました。

スリ発生時の状況を簡単にまとめます。
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いつ:2024年7月末、時間は18時頃

どこで:イタリアローマ テルミニ駅(おそらく地下鉄の電車内)

何を:パスポートケース丸ごと。中身はパスポートとクレジットカード2枚

どうやって:鞄の口(絞り口タイプ)を知らぬ間に開けられていた

誰といた:夫と二人で

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被害に遭った日、私は完全に油断していたことで数々のミスを犯していました。

今考えるとあまりにも愚かで、大変お恥ずかしいのですが、
私と同じような目に遭う方が一人でも減ってくれれば…という思いで
ブログにしたためていきたいと思います(´;ω;`)

 

 

 

イタリアの夏は非常に暑く、連日の観光で少し熱中症ぎみになっていたため、その日は日中は観光を控えて夕方から出かけることにしました。

目的地はトレビの泉⛲。

滞在していたホテルがあるテルミニ駅から、2駅先にあるバルベリーニという駅で降り、そこから徒歩10分ほどで到着する予定でした。

近くだし荷物も少なくてよさそうだなと思い、持ってきていた3種類の手持ち鞄の中から、絞り口タイプのものを選んで出掛けました。

⇧これが最初のミスです(;_;)

そもそもなぜ絞り口タイプの鞄など日本から持って行っていたのだろう…。

わざわざ購入していた防犯アイテム「ファスナークリップ」も装着することができないし(※①の記事参照)、もし開けられてしまった場合にファスナータイプよりも圧倒的に振動が少なく気付きにくいです。

その絞り口タイプの鞄を持って、ホテルを出発しました。

 

ホテルから徒歩5分ほどでテルミニ駅に着き、クレジットカードを使用して地下鉄の改札に入りました。

イタリアでは、わざわざ電車の乗車券を購入しなくともクレジットカードを改札にかざすだけでOKなのでとても便利でした!

 

そして、そのクレジットカードをパスポートケースの中にしまいました。

⇧これがふたつめのミスです(;_;)

①パスポートとクレジットカードを一緒に保管していたこと

⇒パスポートケースの中に、パスポートとクレジットカードを一緒に入れて保管していました。
スリ犯の狙いはおそらくパスポートではなくクレジットカードだったと思うので、その二つを分けて管理していれば、被害はクレカだけで済んだのかもしれません。

 

②堂々と鞄から取り出す&しまう行動をしてしまったこと

⇒アジア人女性は特にスリのターゲットにされやすいため、公共の場所では常に行動を見られている、スキを狙われていると思って行動すべきでした。
さらに、オレンジ色のド派手なパスポートケースを使用していたことも、より目立ってしまった原因と思います…。
おそらく、改札を通るところから犯人に行動をすべて見られていました。

 

そして、鞄を身体の後ろ側に回しました。

⇧これがみっつめにして最大のミスです(;_;)
鞄を自分の身体の前にして抱えるように持つことは、海外旅行では常識中の常識。
しかしこのときの私は、すっかり油断してしまっていたのです…。

 

 

地下鉄はホーム、電車内ともになかなかの混み具合でした。

人を避けながら電車に乗り、2駅先に向かいました。

この間、夫がピッタリと横にいたので一人になった瞬間はありません。

 

電車に乗っている時間は5分ほどで、降りて地下鉄の階段を上がり、地上に出ました。

地上に出たところで、「パスポートの確認をしておこう」とふと思い、鞄に手を伸ばしたところ、、、、、

「ない!!!!!!!!!!!!!!」

 

③に続きます。

イタリアスリ対策海外旅行
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